【タイ語学学校】ソーソートー(泰日経済技術振興協会)

タイ語

タイ語を話せるようになりたかったら語学学校に通うのが一番です。語学学校をいろいろリサーチしてみましたが、やはり伝統あるソーソートー(泰日経済技術振興協会)に通うことにしました。

ソーソートー(泰日経済技術振興協会)の概要と、初級コースに実際に通ってみての感想や授業の進め方について、お伝えしていきます。

ソーソートー(泰日経済技術振興協会)とは?

ソーソートーは、TPA(泰日経済技術振興協会=Technology Promotion Association Thailand-Japan)の付属語学学校になります。タイでの日本語教育、在タイ日本人へのタイ語教育で30年の歴史を持ち、現地では“ソーソートー”の名で親しまれています。

もともとは、アジア学生文化協会(ASCA)、財団法人 海外技術者研修協会(AOTS)で学んだ元日本留学生や研修生が中心となって、タイの経済や産業の発展のために、日本からタイへの技術と知識の移転、普及、人材育成を行なうことを目的に設立された非営利団体です。

日本人向けにタイ語の授業もありますが、タイ人が日本語、英語、中国語などの語学をはじめ、企業向けの研修やコンサルティングなども手がけています。語学学校はスクンヴィット通りのソイ29にあり、少人数のクラスでしっかりタイ語を学ぶことができます。

タイ語コース

コースにわかれていて、レベルごとに選ぶことができます。
・タイ語初級会話
・タイ語中級会話
・タイ語読み書き
・タイ語特別コース
・プライベート/グループコース
・タイ語1年コース

この中で、実際に私が受講したタイ語コースを紹介します。

タイ語初級会話

初級コースは、初級会話1、初級会話2にわかれています。レベルは、以下のとおりです。

【初級会話1】
初心者の方のためのコース。アルファベット表記で標準的な発音のし方、基本的な日常会話を習得。買物、簡単な道順の説明、料理の注文ができたり、自分のしたいこと、感想、 病状などについて話せるようになる。

【初級会話2】
初級会話1終了後のコースで、場面ごとに、よく使う表現、仕事の場でも役に 立つ表現を習得。条件付きの文や原因・理由について話すことができたり、謝罪、比較、道順 の説明ができたり、具体的に指示や提案することができる。

同じコースでも、授業は短期集中コース、週3回午後コース、週2回夕方コース、週1回週末コースにわかれていて、進み方や期間の設定が違っています。昼間のコースは仕事をしていない人や駐在妻が多く、夕方や週末のコースは仕事をしている人が多いようです。

ちなみに短期集中コースに通っていましたが、ほぼ仕事をしていない駐在妻の方が多かったです。ある程度会話ができるという人は、レベル判定テストを受けて、初級2からスタートすることも可能です。

ソーソートー(泰日経済技術振興協会)の授業

ソーソートーのホームページでは、授業について次のように紹介されています。

日本人向けテキストを使用し、経験豊かなタイ人講師が丁寧に指導。 文法説明などは日本語で行うため、わからないところも質問しやすく安心して学習できます。タイの文化・タイ人の考え方などを学びながらタイ語を身につけることができます。当校で日本語を学習しているタイ人との交流会に参加することもできます。

通い始めてしばらくたちますが、交流に関する案内は今のところありませんが、その他は紹介されている通りです。テキストは指定のもの【場面で役立つ使えるタイ語①、②】を使用します。とってもわかりやすい内容になっています。

テキスト
書名:場面で役立つ使えるタイ語①、②
定価:各800バーツ
発行所:TPA Press
著者: ブッサバー・バンチョンマニー
ワッタナー・ウティチャムノン
ウィライ・トーモラクン
丸山秀夫

以前、使用していたテキストも持っていましたが、かなりわかりやすく、見やすくなったように思います。ちなみに以前、日本のタイ語講座で使用していましたが、とっても見にくい印象がありました・・・(^_^;)

先生はタイ人ですが、日本語で教えてもらえるので、授業の内容も理解しやすいです。また、同じ言葉を指すときでも何種類か言い方が違うときでも、口語的なときに使うものや書き言葉で使うもの、タイ人がその言葉や文章を聞いたときにどのように解釈するのかなども説明してもらえます。
そうやって教えてもらえると、こちらも頭に残るので覚えやすいですし、理解度も深まるような気がします。

ちなみに授業の様子を知りたいときは、見学も受け付けているので、一度見てみるとよいかもしれません。基本はスクール形式で授業がすすめられますが、時折ペアになって会話を作ったり、発表したりしています。

タイ語初級コースの授業料

コース 時間数 金額
短期集中コース 120時間 15,400バーツ
初級会話(前期) 60時間 8,000~9,000バーツ
初級会話(後期) 60時間 8,000~9,000バーツ

タイ語コースの初級会話コースの詳細はこちらから
↓  ↓  ↓
http://j.tpa.or.th/slc/course.php?lang=th

開講までのゆる~い対応

授業はしっかり時間どおりに始まり、時間どおりに終わりますが、始まるまではさすがにタイだな~と感じるような対応を経験しました。

まず、申込みは開講日の1週間前までとなっています。最低の開講人数(たぶん6人でした)が集まらないと開講しないとのことで、開講できるか微妙な人数だったので、連絡待ちになっていました。来週始まるかどうか・・・と連絡を待っていましたが、一向に連絡がこない・・・。確認のために連絡したところ、人数が集まらないので、人数が集まるまで開講を延期するとのことでした。連絡くれるって言ったのに・・・。

そして、しばらくして人数が集まって開講することができたのですが、メールで連絡された人数と、実際に開講日に集まった人数が全然違っていました。なんと、メールで連絡した人数の倍の人数が参加することになっていました。

ちなみにその授業を担当する先生にも正確な人数が知らされていなかったらしく、人数が多くてちょっとびっくりしていましたが、とても喜ばれていました。あんまりガラガラの人数よりも多いほうがいいな~とは思っていましたが、語学の授業にしてはちょっと人数が多いような気もしますが、その辺はマイペンライ(大丈夫、気にしないの意味のタイ語)何でしょうね。

まとめ

ソーソートー(泰日経済技術振興協会)の概要と、初級コースに実際に通ってみての感想や授業の進め方について、お伝えしてきました。

伝統ある語学学校としての評判通り、授業はわかりやすいですし、タイ語が身についているな~という実感はできるのではないかと思います。

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